死んだ孫のイジメられ方が酷すぎる第3話

カモメ古書店に、また復讐依頼人が現れますが、第3話では老婆だったりします。

カモは、いつものように「いくら出せるの?」と軽く口走りますが、老婆は何か決意したような表情です。

復讐の報酬に「年金の3ヶ月分」と答えた依頼人を中へ招き入れるカモ。

部屋ではドラクエぽいゲームに興じているトラの姿がありました。

そして、何故彼女が孫の復讐を決めたのかを語り始めます。

5年前に息子夫婦を事故により失っている老婆。

それからは孫をおばあさんが育ててきたわけですね。

でも、大人しい性格の孫、夏樹は、中学になってからはDQN達のターゲットにされてしまいます。

学校で使っている机を窓から投げ出されるとかいう、とんでもないイジメを平気でやられていました。

さらに脅された彼は、授業中に激しい羞恥プレイを強要されたりして、誰が見てもイジメは明白。

彼はわらにもすがる思いで担任の教師に相談しますが、身勝手な教師は完全にスルーする所か、逆に暴力を振るってくる始末。

屑教師の非道な仕打ち

さらに進学出来なくされそうになり、何故か仕方無く謝る事になるとか、不良達だけでなく先生からもイジメられているという酷すぎる状況です。

トドメは教室で自慰を強要されて、その上殴られるというから、まさに絶望的です。

しかし、そんな夏樹を祖母だけは、何とかして大学までは行かせてやると言ってくるわけですね。

とんでもないくらい追い詰められてしまった彼は、自室で真実を書いた遺書を残し首を吊りました。

当然、こうなってくるとテレビや新聞で話題になります。

遺書を見た祖母は、教育委員会に訴え出たわけですね。

でも、加害者側の親は、言いがかりを付けられたと言って、逆に老婆を訴えるとか言い出しました。

屑な教師の方も、死んだ夏樹が問題児だったとか無茶苦茶言い出すから、もう救いようがありません。

孫の無念を晴らしたい老婆

マスコミやネットでは、気付いた時には夏樹の方が悪者になっているから衝撃的です。

老婆は悔しくてたまらなくなり、カモとトラに年金の3ヶ月分をかけて復讐を依頼したのです。

彼女の話を聞いて涙したトラは、もうやる気マックス。

復讐屋は、まずは夏樹をイジメ抜いて殺したと言っても過言ではない男子生徒3人組を強襲。

勝手に無敵だとか言い合って幸せそうなバカ野郎達を、いきなり車で軽くはねて捕まえました。

イジメの描写がリアル過ぎてヤバイ第3話

この第3話は、とにかくイジメの描写が、あまりにもリアル過ぎてヤバイというのが全体的な感想です。

ごく普通で、ただ大人しい性格というだけで、学校では大きく損をしている生徒は、おそらく沢山存在すると思われます。

そんな夏樹くんは、両親が事故で死んでしまい、おばあさんと2人暮らしで、自宅では貧乏な生活を送っています。

でも、祖母からの愛情を一身に受けているから、何もなければ平和な日々を送れているはず。

しかしながら、屑から優等生まで全て集まる中学校では、運悪く底辺野郎達に目を付けられたのです。

例えば、この第3話に出てくる、学校で机を窓から落とされるシーン

もしもイジメという現場に遭遇した事がない人だったら、こんなの想像上の産物だと思ってしまう事でしょう。

実際に善悪の屑という作品内では、大げさに見える悪事が多く描かれていますが、どれもが割とリアルでもあると思います。

さすがに教室で授業中に危ないセリフを連呼させるとかすると、あっさりと問題になっていそうですけどね。

あと、夏樹を庇う所か、殴るという暴挙に出た屑教師。

コイツみたいな保身だけを考えている教師が大勢いるから、連日のようにイジメ問題が報道されるのでしょう。

さらに同じクラスの連中がいる教室での無理矢理オナニー事件

これほどまで来ても彼を誰も助けないとか、きっとこの学校には屑な奴しかいないのでしょうね。

ここまでイジメの描写が生々しすぎて、ヤバイというレベルを通し越していました。

そして限界を迎えた夏樹くんは、自らの命を絶つわけです。

きっと死ぬ事で加害者達に逆襲しようと考えた、覚悟を決めた行動だったのだと思われます。

しかし、これだけ彼が命を賭けても、逆ギレする屑達。

こうなったらカモとトラという復讐屋の出番ですよ。

実際に3話を読んでいて、イジメを行っていた連中に殺意を覚えてしまいました。

これだけ読者の心を揺さぶるとか、善悪の屑という漫画はスゴいと思います。

こうして、第3話の後半からは、読者はスッキリする時間に突入するのです。

最後のページ周辺で不良連中をドカンと車ではねてしまうシーンは、はっきり言って最高でした。

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